昨年末の12月15日、当社で外国人技能実習生3名の随時3級塗装(建築塗装作業)実技試験が行われました。
2015年の春から来てくれている3名は技能実習1号・2号を終え、
3号に移行するために必要な試験です。
実習実施機関の北海道職業能力開発協会の吉澤様、検査官のなかやま塗装の
中山社長様、そして協同組合アミティの大沼様が来てくださり、
試験が実施されました。
今回も職業訓練指導員の資格を持っている職長さん達が丁寧な指導をして
くださっておりました。
緊張した面持ちの3名でしたが、職長さんたちの指導のおかげで
見事合格しました。
3年前の春、大きなスーツケースを持ってこの会社に来てくれた日のことを
思い出します。
洗濯機や炊飯器、湯沸かし器やストーブの使いかたを説明したり
英単語すら出てこない自分に驚いてみたり。
それがいまではすっかり日本での生活にも馴染み、春には公園の桜を眺めたり、
夏には海水浴、秋には紅葉・ソフトボール、年末には「餅つき」と四季折々の
楽しみを体験してもらうことができたように思います。
餅つきで作った「あんこ餅」を頬張っている彼らに、フィリピンでの年末年始の
食べ物を聞いてみました。
フィリピンでは丸いものが幸福や金運をもたらすとされ、
丸い果物を用意し年越しをするそうです。
日本でいう「おこわ」のようなものもあり、これは粘り気があるため
家族や友人との結びつきが強くなる、もち米は手につきやすいため
「運がつく」という意味合いがあって用意されるようです。
次回は年末のボウリング大会の様子をお伝えします(管理人見習)