このHPに何度か掲載させて頂いているボビンレース展に伺いました。 「ボビンレース展2016春に祈りを」と名付けられた今回の展示会は、主催の富澤千寿さんに とって特別なものでした。この展示会を開催している「大同ギャラリー」が、大同生命ビルの 建替えに伴い3月29日に閉鎖される事になったからです。建築家の故黒川紀章氏が設計 したこのビルも築40年を超え老朽化した為だそうです。 「見上げれば木々という特別な印象のこの建物は いつまでも ここに在り続けてくれる ものと・・・。1975年夏に誕生した大同ギャラリーは 緑と風と光を感じる素晴らしいギャラリー です。この心地良い解放感が どれだけ多くの人の心に 様々な美しいものと共に吹きぬけ ていったことでしょう。 (中 略) 今までこのギャラリーで御一緒できたレース仲間の皆様に 心から御礼と感謝を申し上げます。」 左の書面に書かれた文章から富澤さんのこのギャラリーに対する愛着を超えた深い愛情が 感じられます。次の展示会の場所を探されることと思いますが、また恵愛できる様な素敵な 場所が見つかるといいですね。 次回は3月23日~3日間開催された、当社の技術講習会の予定です。 撮影してもらった写真の整理が終わるまでしばしお待ち下さい。 |